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今月の注目防水工法

アスファルト防水改修事例

砂付きルーフィングなどのアスファルト防水改修を
ポリマーセメント系塗膜防水材「BIGSUN」で改修

アスファルト防水は歴史ある防水工法

 

アスファルトは旧約聖書にもでてくるくらい太古の昔から防水という利便性を活用されてきました。近代になり建物の防水材としていち早く取り入れられ100年以上の歴史もあります。

1970年代になり塩ビシート防水やFRP防水、ポリマーセメント系塗膜防水やウレタン塗膜防水など様々な防水材料が開発され、使用されていますが、長きにわたる歴史と実績という見知から、アスファルト防水(その多くは改質アスファルト防水で、砂付きルーフィングもこれに含まれます。)が採用され続けています。

 

アスファルト防水にも寿命があります

 

アスファルト防水でも古くなると経年劣化が生じます。

特に屋上で露出防水という使い方であれば、風雨や直射日光に常時晒される過酷な条件下での使用になるので致し方ありません。

アスファルト防水は15年以上持つと言われており条件が良ければ20年以上経過しても劣化も少なく持ちこたえている事もありますが、条件が悪ければ10年でも劣化して改修しなければならない事例も散見されます。

 

アスファルト防水劣化事例-平面部が劣化した症例

事例写真の案件ですが、平面部が劣化し破断しています。この現場は某工場の受水槽の屋上のものですが、施工後概ね10年程度のものです。

屋上ですので真夏の炎天下では60℃を超すほど熱環境が過酷で、アスファルトという特性から熱には強いものの伸縮してしまいます。

特に平面部では熱をもろに受けますので伸縮が激しく、さらに雨水が貯まっていたりするとさらに熱の影響が大きくなります。

これをくり返すと伸びたままになり、その状態で冬の寒さがやってくると硬くなって写真のように破断してしまいます。

 

どのように改修するのが最良な選択か?

不具合のある箇所を補修すると共に、屋根の表面に防水膜を形成します。 

改修には大きく分けて、全てを取り除き新たに防水を施す工法と、傷んだ箇所を修理(補修)して、その上から防水を施す工法があります。

今回のこの現場では、傷みはあるものの箇所も少ない為に部分改修のうえで、上から防水を施す被せ工法が選択されました。

ここで検討されるのが、補修したあとどのような工法で被せ工法をおこなうかです。

最初に検討されたのは既存防水層の上にオーバーコートで施工できる仕様として、塩ビ機械固定工法での施工が検討されました。しかし、ディスク固定のアンカーを打つ際の振動や騒音を考慮し不採用になりウレタン防水材が次候補となりましたが、溶剤系のプライマーを使用しなければならず、既存防水層を浸蝕してしまう懸念と有機溶剤の臭気の問題から見送られました。

そこで最終的に候補に上がり採用されたのが、オール水系で施工が出来る、ポリマーセメント系塗膜防水材のビッグサンRX工法です。

 

砂付きルーフィングからの改修手順

 

まずは浮いている箇所があれば、切開しバーナーで炙り再融着させます。

破断して穴が開いてしまっている場合には、ポリマーセメントモルタル等を充填して穴を塞ぎ、平滑にします。

その上にビッグサンRX工法を施工します

 

 

 

 

 

 

 

RX工法採用のポイント


1.既存防水層の上にオーバーコートできる防水工法であること
2.施工時に振動・騒音がないこと
3.オーバーコートでの施工のために、既存防水層を浸食しない材料であること
4.施工時の有機溶剤の強烈な臭気が不可なために、臭気の無い材料であること
5.火気を一切使用しないこと
6.下地や既存防水材からの水蒸気の発生に対応出来る通気緩衝工法であること
7.下地や既存防水材の動きを緩衝できる防水工法であること
8.次回の補修及び改修時に際して容易にタッチアップや塗り重ね施工が可能である事

 

このように、施工にあたり様々な要件が呈されますが、ほかにも、廃材のことや納期が短く済むなど重要な要件があります。それら全てをクリアして、アスファルト防水(砂付きルーフィング)の改修工法にも採用されるRX工法。

 

アスファルト防水は改質アスファルト防水となり、冷工法といわれる加熱しない工法もありますが、重ね合わせの箇所にはやはり火気を使用し加熱して溶着させたりすることも必要で、火気使用とそれなりの作業者のスキルも必要です。

 

またアスファルト防水は重量も重くのしかかりますので、塗布防水の軽さにはかないません。この先数回は改修工法がおこなわれることからも、長い目で見て塗り重ねていける塗布防水を採用することは有用な選択かと思います。

 

アスファルト防水の上には塗膜防水。かつ、オール水系で施工可能で下地の動きにも追従可能。そして通気緩衝で下地からの水蒸気吐出にも対応出来る、ビッグサンRX工法

 

改修工法には欠かせない最適な工法として、おすすめ出来る工法です。

 

RX工法についてはこちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun_rx/

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun1/bigsun1_kouhou.html#rx

 

ぜひ一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

 

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