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今月の注目防水工法

既存シート防水に、最善な防水改修をおこなえる、BIGSUN RX工法

アスファルト防水改修2
立上り編

砂付きルーフィングなどのアスファルト防水改修を
ポリマーセメント系塗膜防水材「BIGSUN」で改修

アスファルト防水改修事例でもご紹介いたしましたが、アスファルト防水は採用されてきた実績も長く、条件が良ければ15年以上と耐久性に優れた点も多数ありますが、デメリットも存在します。

アスファルト防水はアスファルトを含んだシートを敷設するものですので、厚みがあり重量もあります。それが災いとなり条件が悪いと思わぬ劣化状態となってしまいます。

今回はそのデメリットが原因となった劣化を、ポリマーセメント系塗膜防水材・ビッグサンで改修した事例をご紹介いたします。

 

立上り部からめくれ上がる事例

 

某建物屋上の立上り部での事例です。

 

一見すると綺麗にRにそって防水が施されているように見えますが、実はアスファルト防水材が浮き上がっている状況です。さらに次の写真のように破断してしまい、ひび割れにとどまらず欠損して穴が開いています。

 

 

穴が天に向かって開いているわけですので自ずと水が浸入してしまいます。と言うことは防水層の下に水が浸入するわけですから漏水してしまっています。

 

原因はアスファルトシートの膨張と伸縮

 

そもそも上記写真の新規施工時は左図のように床面と立上り面の垂直面に沿って貼られていました。

※実際にはシートの継ぎ合わせ面がありますが描写しておりません。

 

 

ところが直射日光が終日あたってしまう環境で熱の影響を直接受けてしまうことから、防水材そのものが伸縮をくり返してしまいます。

また夏期と冬期では伸縮の度合いも違います。

 

 

 

この伸縮をくり返すうち、平面の防水材が縮んでしまい、立上り面を引張ってしまい、左絵のように入り隅部が浮いてしまいます。

 

 

 

 

こうなると、防水材そのものにも劣化がある為に、写真のように破断面がでてしまいます。

これはアスファルト防水材のデメリットの一つです。そのためアスファルト防水メーカーでは、このような状態になりにくいように下絵のように対策することが奨励されています。

 

入り隅にキャント材といわれる三角コーナーのようなバー材を這わせておく方法です。つまりあらかじめ浮かせておくことで引張られても入隅部が浮きにくくする方法です。

しかし、これで完璧に浮きを抑える事は補償できません。しないよりする方が浮きにくくなるにすぎません。

 

 

 

キャント材も無料ではありません、アスファルト防水材のオプションパーツです。

その為、材料費と施工手間賃が発生します。これらは下地であるコンクリートの動きがある無いに関わらず、防水材そのものの動きになるので、絶縁工法をおこなってもなってしまう可能性は充分にあります。

 

直射日光の影響を受けにくいBIGSUN RX工法で解決する

 

アスファルト防水材とはちがって、塗布防水であるビッグサンではこのような状況にはまずなりません。当然ながら塗膜ですので理屈から言えば下地処理が適切におこなわれていなければ、なりかねません。しかしこれはどの工法であっても同じ事が言えます。

 

BIGSUN RX工法(撤去工法の場合)での改修イメージでは下記の様になります。

 

ご存じの方も多いかと思いますが、BIGSUN RX工法は通気緩衝工法です。その為に床面には通気緩衝シートを貼りますが、立上り部は不要なためにRB-6工法にて施工します。手順としては床面にRX工法を施工して、立上り面にRB-6工法を施しますが、その際に床面に向けて100mm程度RB-6工法を被せます。

 

BIGSUN RX工法(被せ工法の場合)での改修イメージでは下記の様になります。

 

あまりにも全体的に傷んでいる箇所が多くない場合、剥がした既存防水材を廃棄する問題や費用・日数の問題からも既存防水材を撤去せずに傷んでいる箇所を補修した上で改修することが大半かと思います。

その場合は、上絵のように補修をしてRX工法とRB-6工法を施工します。

 

 

BIGSUN RX工法は水系かつ通気緩衝工法です


アスファルト砂付きルーフィングなどでの改修に被せ工法としてBIGSUN RX工法を施工するわけですので、下地に追従しなければなりません。また建築物のコンクリートや長年防水をおこなってきた既存防水材からの空気の吐出にも対応できなければなりません。

BIGSUN RX工法は水系ではじめての通気緩衝工法です。そのため、下からの空気の吐出にも対応します。

 

 

 

また下地の動きによる防水材への影響を緩衝し、動きの大きい部位に対しても適用します。

JASS8 疲労対応試験をご覧下さい。

 

RX工法を基に設計されたURX工法は、JASS 8 T-501メンブレン防水層の性能評価試験方法に準拠し、優れた耐久性能が証明されました。UR都市機構 保全工事共通仕様書 平成29年版にも対応し、UR都市機構がおこなう改修工事にも採用されています。

 

UR都市機構 保全工事共通仕様書 平成29年版にも対応

 

改修時にアスファルト防水をカバー工法として採用しない方が良い理由

 

改修工法に採用する防水材の基本的な検討方針として「改修前と同じもの」と言う考え方が多いのですが、アスファルト防水系は、先にも述べたようにその性質上「厚み」があります。厚みが有るとその分重量がかさみます。

 

2回目の改修であればまだ良いかもしれませんが、流石に3回目ともなると元々の3倍の重さがのしかかります。 そのうえ厚みが増えれば、伸び縮みの影響も大きく出てきます。語彙力が無い言葉ですがあまり重ねると、コテコテになってしまいます。

 

そう言った見知からも、アスファルト防水やシート防水の2回目以降の改修工法にオススメなのがBIGSUN RX工法なのです。

 

改修工事は居住者が生活している環境での施工が大半になります。そのため有機溶剤を使用する材料や、臭気の強い材料等は不向きです。BIGSUN RX工法の使用材料はすべて水系材料ですので、イヤな臭いもしません。特化則の規制も受けません。 作業者はもちろんのこと、居住者に健康被害を起こす心配は皆無です。

 

そして何より施工に火気を一切使用しません。アスファルト防水の施工には火気が必須です。近年、冷工法といわれる粘着性のシートを使用する工法が主流となっていますが、重ね合わせ面はバーナーで炙って溶着することが推奨されており、結局、火気を使用する場面がありますので、使用しないに越したことはありません。

 

これはアスファルトに限った話ではありませんが、新築と違い改修時には新築時にはなかったものが屋上に設置されていることが大半です。エアコンの室外機やクーリングタワー。キュービクルなどの電気施設等々。これらは新築時には架台だけだったので、シート防水でも作業が容易であったと思いますが、設置されてからは作業が困難な事もあります。

 

塗膜防水の場合は、基本的に「塗る」作業ですので、はるかに作業効率に優れています。 このように、傷んだアスファルト防水(砂付きルーフィング含む)の改修工法には最適なBIGSUN RX工法です。

 

アスファルト防水の上には塗膜防水。かつ、オール水系で施工可能で下地の動きにも追従可能。そして通気緩衝で下地からの水蒸気吐出にも対応出来る、ビッグサンRX工法 改修工法には欠かせない最適な工法として、おすすめ出来る工法です。

 

RX工法についてはこちらをご覧下さい。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun_rx/

https://www.dainichikasei.co.jp/product/bigsun1/bigsun1_kouhou.html#rx

 

ぜひ一度、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

 

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