金属屋根に効果絶大!ガチエックス工法で室内温度上昇を抑制

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遮熱効果により、室内温度上昇を大幅に抑制できる「ガチエックス工法」

安全性と優れた物理性能が高いレベルで融合した、金属屋根塗膜防水工法

優れた防水テクノロジー

金属屋根の未来を拓く、高性能塗膜防水ソリューション

 

金属屋根の劣化は、建物の寿命や機能性に深刻な影響を与えます。「ガチエックス工法」は、こうした課題に対し、耐久性、防水性、そして遮熱性を兼ね備えた革新的な塗膜防水工法として開発されました。

 

本工法は、3種類の高性能材料を組み合わせることで、既存の金属屋根を長期にわたり保護します。

       

 

高機能な防錆プライマー

 

下地処理として使用する「2液形防錆プライマー」は「ガチエックスプライマー(弱溶剤タイプ)」と「ガチエックス水性プライマー(水系タイプ)」をラインナップ。金属下地への優れた防錆性と強固な密着性を両立し、お客様の用途や環境に応じた最適な選択を可能にします。

 

JIS基準に相当する高性能防水材

 

主要な防水層を形成する「1液形水系ウレタン防水材 ガチエックス防水材」は、JIS A 6021 建築用塗膜防水材 ウレタンゴム系 高伸長形(旧1類)の塗膜性能規格に相当します。これにより、屋根の微細な動きにも柔軟に追従し、優れた防水性能と耐久性を長期間にわたり維持します。水系タイプのため、環境負荷が少なく、作業性にも優れています。

 

高い遮熱効果を持つ保護塗料

 

最終仕上げに用いる「1液形水系遮熱アクリル塗料 ガチエックス遮熱トップ」は、優れた耐候性と遮熱効果を誇ります。太陽光の熱を効果的に反射することで、屋根表面の温度上昇を抑制し、建物の室内温度上昇を和らげます。これにより、冷房費の削減にも貢献し、快適な室内環境の維持をサポートします。

 

ガチエックス工法は、これらの優れた材料の相乗効果により、金属屋根のサビの抑制、確実な防水、そして省エネルギー性を実現します。お客様の大切な資産である建物を守り、その価値を向上させるための最適なソリューションとして、ぜひご検討ください。

ガチエックス工法の基本構成

 

工程 使用材料 トータル塗布量
(kg/u)
施工方法

下地処理

ケレン(3種程度)、清掃、高圧水洗浄など

プライマー

弱溶剤系

ガチエックスプライマー

0.15

ローラー
刷毛等

水系

ガチエックス
水性プライマー

0.15

折板重ね・
ハゼ部など
継ぎ目処理

ガチエックステープ(50mm幅・35mm幅)、シーリング材料など ※1

防水材下塗り

ガチエックス防水材

0.6以上

ローラー・刷毛など
(0.3kg/u程度)

防水材上塗り

ガチエックス防水材

ローラー・刷毛など
(0.3kg/ux1〜数回)※2

遮熱トップ

ガチエックス遮熱トップ

0.2以上

ローラー・刷毛など
(0.2kg/u程度)

※1:テープ貼付箇所には、防水材を0.3kg/u程度塗布し硬化乾燥させた後、全体に防水材下塗り上塗り工程を行って下さい。
※2:防水材は上塗りの塗布回数を調整して、トータル塗布量になるまで材料を塗布して下さい。

 

ガチエックス工法の遮熱効果

夏場に折板屋根の半分の面積にガチエックス工法を施工し、ガチエックス工法施工箇所と未施工箇所の表面・裏面の温度差を確認しました。

 

ガチエックス施工箇所は、未施工箇所との比較で「表面温度5.6℃」「裏面温度9.6℃」の温度低減効果が確認されました。

実際の施工状況とサーモグラフィ計測の様子を以下の動画をご覧いただけます

 

※測定結果は本テストで得られた結果であり、全ての環境で実証されるものではありません。

 

ガチエックス工法の遮熱効果

JIS A 6021 建設用塗膜防水材の品質試験方法による試験結果

試験項目

試験条件

試験結果

参考規格
JIS A 6021ウレタンゴム系高伸長形
(旧1類)品質規格値

引張性能

引張強さ
(N/m2

23℃

10.0

2.3以上

-20℃

33.3

2.3以上

60℃

5.8

1.4以上

破断時の伸び率(%)

23℃

603

450以上

抗張積(M/mm2

23℃

1,152

280以上

破断時のつかみ間の伸び率(%)

23℃

350

300以上

-23℃

350

250以上

60℃

250

200以上

引裂性能

引裂強さ(N/mm2

41.0

14以上

加熱伸縮性能

伸縮率(%)

-0.33

-4.0以上1.0以下

劣化処理後の引張性能

引張強さ比(%)

加熱処理

316

80以上

アルカリ処理

226

60以上

酸処理

187

80以上

破断時の伸び率(%)

加熱処理

533

400以上

アルカリ処理

443

400以上

酸処理

479

400以上

伸び率の劣化性状

加熱処理

異常なし

いずれの試験片にもひび割れ及び著しい変形があってはならない。

※試験は、塗布量0.6kg/u(硬化塗膜厚0.2〜0.3mm)で作製した試験体により、社内試験にて得られた結果です。

ガチエックス工法の使用材料

ガチエックス
防水材

ガチエックス
プライマー

ガチエックス
水性プライマー

ガチエックス
遮熱トップ

ガチエックス
テープ35mm,50mm

1液形水系
ウレタン樹脂

弱溶剤系2液形
エポキシ樹脂

水系2液形
エポキシ樹脂

水系アクリル樹脂

アクリル粘着補強層
付きテープ

10kg
プラスティックペール缶入り

20kgセット
(主剤18kg缶、
硬化材2kg缶)

15kgセット
(主剤12.5kg缶、
硬化材2.5kg缶)

10kg缶

幅35mmx50m巻
12巻/箱入り

施工可能面積:
16u

施工可能面積:
133u

施工可能面積:
100u

施工可能面積:
50u

幅50mmx50m巻
8巻/箱入り

 

 

 

ガチエックス工法の使用材料

  • 外気温5℃〜35℃未満、湿度は85%以下且つ結露の発生がない環境で施工を行ってください。
  • 施工および材料の硬化乾燥過程で降雨・降雪が予想される場合は施工を避けてください。また、施工中、硬化乾燥中に急な降雨があった場合は雨養生等の対策を行ってください。
  • 水性材料のため天候によって工期が延びる場合があります。特に低温環境は施工に支障をきたす場合がありますのでご相談ください。
  • 施工方法や製品取扱いについては、施工要領書・安全データシートをご確認下さい。
  • 眼に入った場合には、直ちに多量の水で15分間以上洗い、できるだけ早く医師の診断を受けてください。
  • 材料の取り扱いに際しては出来るだけ皮膚に触れないようにし、必要に応じて保護具を着用してください。
  • 取り扱い後は手洗いうがいを十分におこなってください。
  • 材料の保管は密閉状態で直射日光を避け、5℃〜35℃以下の屋内に保管してください。
  • 開封後は出来るだけ早く使用してください。
  • 皮膚に付着した場合は、直ちに石鹸と多量の水で洗い落とし、痛み、または外観に変化のある時は医師の診断を受けてください。
  • 廃塗材、廃容器、洗浄水等は産業廃棄物処理業者に委託してください。
  • 幼児の手の届かない所に保管してください。
  • 誤って飲み込んだ場合は、出来るだけ早く医師の診断を受けてください。
  • カタログに記載されたデータや事項は実験値や調査に基づくものであり、全てを確実に保証するものではありません。
  • その他ご不明な点は、弊社営業部にお問い合わせください。
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