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今月の注目防水工法

ジョイント箇所には欠かせない弾性シール材

スカイシールF-1

高速道路や橋梁を車で走行していると、床面に鋼製のフィンガージョイントが一定の間隔ごとに設置してあるのを見たことがあると思います。

道路や橋では温度変化や外力の働きで伸縮する変化が起きるため、それに対応する伸縮装置として非排水型(下に水が漏れない)鋼製フィンガージョイントが設置されているのですが、その中に充填される弾性シール材に「スカイシールF−1」という商品が使用されています。

従来、鋼製フィンガージョイントのとい部に各種のシーリング材が充填されてきましたが、幣社では長年にわたり土木、建築で培ったシーリング材、防水材のノウハウを生かし、独自の技術で非排水型鋼製伸縮装置用シール材を開発し、1986年から販売しております。

「スカイシールF−1」は、ポリブタジエンを主成分をする2成分型弾性シール材であり、優れた接着性、復元性、耐水性、耐久性を示します。主剤と硬化剤の混合物は流動性に優れ、伸縮装置への充填作業が容易であり、硬化後は極めて柔軟性のあるゴム弾性体になるため、長期にわたってシール性、耐候性、耐震性を発揮する材料になります。

もちろん、NEXCO(東日本高速道路株式会社・中日本高速道路株式会社・西日本高速道路株式会社)の伸縮装置の弾性シール材の品質規格に適合した商品ですので、過酷な条件にも対応できる物性というのは証明済みです。

発売以来今日までこの「スカイシールF−1」は鋼製フィンガージョイントの伸縮装置に使用されてきましたが、最近、弾性シール材の性能の良さから伸縮装置だけではなく、コンクリート躯体のジョイント部に直接使用されるケースが増えてきました。

某私鉄の鉄道高架工事にて、「スカイシールF−1」を使用したケースを紹介します。

鉄道の高架化新築工事で、コンクリートの桁と桁の接合部の動きを緩衝するために、「弾性シール材」の使用が図面には記されていたので今回材料の物性等が考慮され「スカイシールF−1」が採用されることになりました。

現場にて施工するにあたり「スカイシールF−1」は施工充填時の流動性が高い商品のため、硬化するまで材料が下に漏れないようにしっかりとした養生が必要なことと、材料の重みに耐えられるバックアップ材の選定がポイントとなります。そこで施工を考慮した様々な実験の上、施工業者と養生方法を打ち合わせをし、今現場での施工方法を確立していきました。

 

そして施工が始まり、徐々に職人さんも材料の特性や施工方法に慣れ、かなりのジョイント部に「スカイシールF−1」を充填することができました。1工区の施工が終わると、隣の2工区、3工区と違うJV間でも「スカイシールF−1」を採用していただき、ほぼこの高架化工事の接合部にはこの材料が使用されたことになります。 

 

この現場に限らず、最近のお問い合せ内容からジョイント部に使用される弾性シール材としては、「スカイシールF−1」のような材料が、物性面から一番適した材料であるという認識が広がりつつあるように思われます。

建築でも、いわゆる渡り廊下でもジョイントが使用されていますので、建築現場でも需要は多々あるかと思います。

弊社の中では隠れた商品ですが、意外と皆さんどこかで「スカイシールF−1」を目にされているかもしれません。

 

また、傾斜面(法面)や垂直に施工せざるを得ない場合には、スランプしないポリブタジエン系弾性シール材「スカイシールF-2」もございますので、ぜひご検討ください。

 

スカイシールF-1はこちら

↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 

https://www.dainichikasei.co.jp/product/skyseal.html

 

 

ご不明な点は、弊社営業部までお問い合わせ下さい。

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